2024/02/09
家づくりのすゝめ『素敵だと感じる家の3要素』
こんばんは。
川原です。
*次男と熊本城
球磨郡水上村出身 45歳 4人家族
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
先日の健康診断の結果が送られてきました。。。
B2が2つありました。。。項目は内緒です。。。
健康診断中に『川原さんちょっとお話いいですか?』と笑顔で声をかけられるやつです。。。
今回の診断でも、バリウム検査がありましたが、なんとバリウムに4つの味のバリエーションがありますとの事。
コーラ味、メロン味、いちご味、ヨーグルト味だったかな・・・?
まさか、バリウム検査のスタートで味を聞かれるとは思っていなかったので、思わず
『いちご味をお願いします』
と答えてしまった44歳の私。
その後、やっぱりコーラ味にしておけば良かったかな・・・とか、看護師さんが心の中で『いちご味って・・・(笑)』と思っているのではないかと気が気ではなくバリウム検査に集中できませんでした。
それにしても日赤さんで健康診断を受けるときにいつも感じるのは、ホスピタリティというか接客(?)サービスがものすごく丁寧だな~と思います。
どの検査を受けても皆さん揃ってとても心地の良い対応をしてくださいます。
ほんとに尊敬しますm(__)m
また来年もよろしくお願い致しますm(__)m
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ということで、今回のお題は・・・
『素敵だと感じる家の3要素』
という内容でお届け致しますm(__)m
ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ
『素敵だと感じる家の3要素』編
パパ『素敵なお家だな~。やっぱせっかく建てるなら素敵なお家がいいよね~』
ママ『なに、またお家の画像見てるの?』
パパ『うん、性能とか価格とか色々大事なんだろうけど、やっぱ純粋に素敵なお家にしたいよね』
ママ『そうね、家族の暮らす家だからね。そりゃ素敵なお家がいいわよね』
パパ『友人とか、子供たちのお友達とかが遊びに来た時に「わ~、〇〇ちゃんのお家って素敵~!」って思われたいよね・・・』
ママ『それは、正直、思われたい・・・』
パパ『でもさ、そんなお家ってどうやって考えるんだろうね・・・。俺考えれないけど・・・。』
ママ『あなたには期待していないけど、やっぱり建築会社の人が考えてくれるんじゃない?』
パパ『でも、こっちの要望を伝えないとそもそも始まらないでしょ?』
ママ『確かに。画像とか見せて、こんな風にしたいとか伝えるとか?』
パパ『なんか、簡単そうで難しそうだね・・・』
と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。
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今回のテーマは、お家づくりのあれこれのお話m(__)m
『素敵だと感じる家の3要素』
以前にも似たような内容のブログを書きましたが、大事なことは2度3度お伝えしていこうと思いますm(__)m
今回は少し感覚的なお話になるのであくまでも私の個人的な意見としてお読みくださいm(__)m
家づくりの情報収集は大きく変化してきましたよね。
私が20代前半の頃は、不動産情報といえば熊日不動産情報とか西日本不動産流通機構(レインズ)などから情報収集していました。
当時、アットホームさんは紙の土地資料を手配りで不動産屋さんに回られていました。
それが今やWEB不動産検索のトップランナー・・・。
何でも地道に頑張り続ける事が大事ですね・・・。
話は逸れましたが、住宅の情報収集に関しては『住宅展示場』1択のような感じでしたね。
もちろん今でも展示場はありますが、ずいぶん来場も減っているみたいです。
そもそも、大きすぎて、豪華すぎて参考にならない。的な声を昔から聞くので、そのあたりが原因かとも思いますが・・・
昨今では、ネットやSNS上での情報収集が当たり前となりました。
完成現場見学会すら来場が減り、youtubeのROOMTOURで見学する。
という流れも強いです。
お家づくりのお打ち合わせの中でも、インスタに掲載されている画像などを保存されて、こんな風にしたい。とお話いただくことも多いです。
いいですよね。言葉よりも画像の方がより明確に伝わりますので私たちもわかりやすいです。
そんなSNS上で色んなお家の画像を見ていると、『こんなお家いいな~』とか『この洗面台素敵だな~』とか感じる瞬間がありますよね。
詳細はわからないけど、パッと見たときに感覚でいいな~と感じる瞬間です。
もちろん、好みは様々なのでひとくくりには言えませんが、なんとなく言っていることはわかっていただけるのではないかと思います。
そんな、『いいな~』と感じるお家って何が違うんでしょうか。
一生に一度あるかないかの家づくり、せっかくなら自分だけじゃなく誰もが『いいね!』と感じてもらえる家にしたいですよね。
そのポイントにはこの3つがあげられます。
①高さと比率
建築物には古くから使われてきた基本寸法(モジュールと言ったりします)があります。
昔の言い方ですと、一尺とか一間・半間とか言う寸法なのですが、図面に記載してある寸法に言い直すと、一間(6尺)が1820(1m82㎝)、半間が910(91㎝)となります。
家の柱は基本的には910の間隔で設置され、例えばトイレの一般的な幅は910×1820(1畳)で、お風呂は1820×1820(2畳)で造られることになります。
となると、トイレのサイズやお風呂のサイズも基本的にその寸法に納まるように作られているわけです。
その他にも、キッチン、窓、玄関ドア、内装材、外壁材など、ほぼすべての材料がこの基本寸法を意識して作られています。
ほぼ全てのお家がこのような同じような基準の中で造っているのに、ぱっと見で感じる違いには、その高さと比率が影響している場合があります。
例えば、
サッシの高さや比率を揃える。
建具や開口などの高さを揃える。
壁や柱の通りを揃える。
などです。
ここを意識して造るだけでも見え方は全然違います。
また、これは構造の良いバランスのお家になる事にもつながります。
基本寸法を守り、壁のラインがスッと通ったお家はとてもきれいです。
『シンプルだけど、なんか素敵だね。』
という感じですね。
以前のブログでこの辺りにもう少し具体的に触れた記事を書いておりますので興味ある方はご覧くださいm(__)m
②色・素材の組み合わせ
家づくりの中では様々な素材や建材を色合いも含めて検討していかなければなりません。
しかし、間取りのお打ち合わせの段階では色まで決まっていない場合が多いですし、仮に色見までは決まっていたとしても、インテリまで決まっていることは稀です。
どんなお家であっても、完成後に必ずインテリアが入ってきます。
なのに、インテリアの事を考えずに、建物(特に室内)の色合いやデザインを決めること自体がほんとは少しおかしいことで、建築業界側がつくり上げてきた都合のいい当たり前ですね。
別にインテリアの打ち合わせしなくても家は完成しますし、インテリアの打ち合わせまで相談にのってたら効率が悪くなる・・・という背景です。
家建てた後に決めればいいじゃん、という声もあるかもしれませんが、だったら、せっかくなら家を建てるときに決めたらいいじゃん。
という事です。
デザインやインテリアコーディネートはとても難しく、センスみたいなものも重要な世界だとは思いますが、住宅においては経験値や実績・実例の方が重要かなとも思います。
情報が溢れる時代だからこそ、より一層このデザインやインテリアコーディネートの部分が大事だなと。
もちろん、誰かの意見をすべて受け入れる必要はありませんが、
手に入れた情報やイメージをわかってくれるパートナーと一緒に整えていく。
という感覚が大事なような気がします。
北欧、インダストリアル、モダン、ナチュラル、和風、それぞれの特徴が現れる色や素材の組み合わせは間違いなく存在ます。
カテゴリーに縛られる必要はありませんが、自分がいいな~と感じる雰囲気はこんな感じなんだな、と確かめながらSNSで情報収集されるとすごくいいと思いますよ。
なんだかんだでやっぱり自分の好みが一番です。
③インテリア・照明プランニング
照明計画という分野は建築においてとても重要視されています。
人が暮らす場所において光の計画はそりゃ重要ですよね。
視覚的にも、照明一つの形や取り付け位置、光の種類でその空間の雰囲気がグッと変わります。
しかし、この重要な部分が、これもまた、特に一般住宅においてはサラッと計画されている場合がとても多いです。
基本的な光の量の計画なんかは照明器具のメーカーさんが考えてくれたりするので、特に問題はありませんが、それ以外の間接的な照明計画は別でしっかり計画してあげた方が居住空間に違いが出ます。
有名な建築家さんが建物には必ず素敵な照明が取り入れられています、建築物と照明に光を照らすことだけではない、切り離せない関係があると思います。
ルイスポールセン PH5
https://kinarino.jp/cat3/43008
さんのHPより転載させていただきましたm(__)m
しかも今は本当にたくさんのスタイルの照明がリーズナブルに手に入る時代になりました。
コスパの良いワンランク上の空間づくりには、センスのいい照明計画が効果的です。
何事にも守るべきもしくは守った方がいい規格や基準が存在しています。
それが全てとは言いませんが、そのあたりを大事にし、意識して造られているモノの方が際立っている気がします。
特に家づくりにおいてはそういった部分を踏まえ、誰とどんな家づくりをするのか、という事がより一層大事になっているように感じますね。
良い質感の素材、建材は高いという面は確かにありますが、ただお金をかければ素敵になるという事は無いという事は間違いありません。
10年後、20年後はまた違うんでしょうけど、それはそれでどんな家づくりが主流になっているかが楽しみですね。少し前から気になっているのはこのお家(?)です。
LIFULL Architec さんのHP転載
https://instantproducts.lifull.net/house/
法律や融資など周辺環境が整わないとなかなか一般的な普及はまだ遠いかもしれませんが、なんだかすごく近づいている気がします。
まずは、被災地の復興に大きく役立っていることが素晴らしいですよね。
今の家づくりはお金をかけて環境に良い家を造るみたいな感じになっていますが、こんな風に、環境や災害、コストなどまた違う視点での家づくりが主流になってくるんだろうなという事は想像できますね。
そう考えると、ドラゴンボールのカプセルハウスを考えた鳥山明さんはすごい・・・。
今回の内容は私見がふんだんに盛り込まれた内容になってしまいましたもので、あくまでも参考までに・・・m(__)m
ということで、今回の家づくりのすゝめは以上になりますm(__)m
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
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