家づくりのすゝめ『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』
こんばんは。
川原です。
球磨郡水上村出身 43歳 4人家族
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
次男は小学一年生。学校からお借りしているiPadをよく触っています。
そんな次男が書いたデジタルアート作品。
ミニオンズ。。。
林檎。*妻のApplewatchではないスマートウォッチをApplewatchにするために描いた作品。。。
何も見ずに、さらっと描いて、Airdropで送るという、僕が小学1年生の時では考えられない遊びで方・・・。
時代の変わるスピードが凄まじく早いですね・・・。
ということで、本日のお題は、
『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』
というタイトルでお届けいたしますm(__)m
ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ
『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』編
パパ『どう考えても固定が安心でしょ!』
ママ『でも、変動は金利が低いじゃん!』
パパ『その名の通り、変動したらどうすんの!?』
ママ『わかるけど~、変動が一番変動してないってこともあるみたいよ』
パパ『え?どういうこと?そもそも変動って何が変動するんだろ?月々の返済額?』
ママ『月々の返済額は変動でも変わらないって話だったよ?』
パパ『ん~、変動、怪しいな~。』
ママ『でも、ここ10年くらい結構、変動を選択する人も多いみたいよ。』
パパ『その話は僕も聞いたことあるよ・・・。なんでだろ?普通に考えたら固定の方が安心な気がするんだけど・・・』
ママ『そうね。そもそもなんで固定の方が金利が高いんだろうね?』
パパ『フラット35とかも比べたら結構金利高かったもんね・・・』
ママ『安心は嬉しいけど、金利が高くて月々の返済が増えちゃったら、それはそれでなんか嫌だよね・・・』
パパ『確かに・・・』
ママ『あなたのお小遣いは35年固定でいいんだけどね・・・』
パパ『いや!我が家の大蔵大臣!そこは上向きの変動でお願いします!!!』
と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。
『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』
ということで、今日は住宅ローンに関するお話。
現代の家づくりにおいてなくてはならない存在。
『住宅ローン』
ご存じかとは思いますが、住宅ローンにはいくつか種類があります。
①全期間固定金利商品(フラット35)
②短期固定金利商品(3.5.10年固定)*20~25年などの中期固定商品も存在します。
③変動金利商品
単純に、どれを選べばいいのか!?という事になるわけですが、これは正解のない問題です。
だって、10年後、20年後、もっというと1年後に金利がどう変わっていくかは誰にも予想できないから・・・
まず、どの商品にするかを選択する前にそれぞれの商品がどんな特徴を持っているかを知らなければなりません。
知らないで選択するということは、誰かの言葉や情報をただ鵜呑みにして選んでいるだけとも言えます。
色んな情報やアドバイスを参考にしていくことはとても大事ですが、まずは自分自身の考えを持っていないと良い選択手段とは言えない気がします。
じゃあ、変動、固定にどんな違いがあるのか?などの根本的な部分から書き始めると、凄まじく長い文章になってしまいますので、今回は一つのポイントに絞ってお話します。
変動金利と固定金利はなぜ金利が動くのか?その要因は?
ここがわかるだけでも選択基準がとても考えやすくなります。
ではまず固定金利が上がる要因からお話していきます。
①長期固定金利
みなさん一度は聞かれたことがある『国債』という言葉。
ここでは国債について深堀はしませんが、長期固定金利に影響を与える指標の一つとして10年物国債金利があげられるのが一般的です。
10年物の国債の金利が上がると長期固定金利も上がる傾向にあるという事です。
ちなみに、根本的な要因は少し違うのですが、短期固定金利も長期固定の動きに連動して動く可能性が高い傾向にあります。
そして、変動金利。
これに影響する指標は『短期プライムレート』です。
これは銀行が優良企業などに短期的に資金を融資する際に適用する金利になるので、ひいては銀行の銀行である日本銀行の金融政策による影響を受ける傾向にあります。
以上は、ネットで検索すれば出てくるような情報なのですが、川原感覚でザックリ表現すると、なんだか色々あって経済的な景気が上がりそうだな・・・という思惑や予測で上がるのが固定金利。
貸す側からの気持ちとしたら、世間の金利が上昇する可能性が高いならそりゃ自分も貸す金利を上げますよね。
自分は1%で10年貸す約束をしてしまったけど、そのすぐ後に、周りは1.5%で貸していた単純に嫌ですよね。。。
変動金利は、これからの予想とか展望というよりも、実態経済に合わせているという感じです。
例えば、日経平均株価が上昇して~!とニュースになっても、私たちの日々の実体経済が同じように景気が良くなるという事はないですよね。
実際に、変動金利はここ10数年ほとんど変わっていないです。
むしろ低くなったくらいです。逆に固定金利は、様々なニュースが起きるたびに、ちょこちょこ動いてます。
言葉とは裏腹に変動が一番変動していないという事実。。。
*この変動商品の具体的な内容に関してはまた別の機会にm(__)m
実際には、金利の上げ下げにはその他にも様々な状況や要因があると言われているので、一概には言えない部分があります。
例えば、戦争が起きると経済に刺激が入り金利が上昇する。とか、
円安になると金利が上昇する。とか、
低金利を続け過ぎたせいで、景気が回復しないので金利を上げる。とか。
色々な状況が金利の上げ下げに影響してきます。
実際に、現状でのお話をすると、現在日本は低金利政策中。(ゼロ金利政策という方が耳慣れているかもしれませんね。)
これは日本銀行が民間銀行に資金を貸すときの金利が超安いということですので、結果、民間銀行が企業に融資するときの金利も低くなるということです。
そうです、先程お話した短期金利が低い水準ということになるので、変動金利の水準も低くなるという事ですね。
逆に、アメリカでは基準金利を大幅に上げました。
これによって影響を受けたのが長期固定金利です。いわゆるフラット35です。
アメリカが上がったから日本も上がるのでは!という予測で上がっているわけです。
この直近の状況だけ見てもわかるように、絶対にどの商品が正解かは誰にもわからないという事です。
となると、どういう基準で選択していけばよいのかという事になるわけですが、そもそも家計もバラバラで、同じ収入の人でも支出のタイミングや内容も違うわけです。
ここからは住宅ローンを2回組んだ経験のある僕の私見が大きいので参考までにお聞きいただければと思いますが・・・
大事なことは、『今』と『将来』を考える事でした。
まずは『今』の支払いはどれくらい大丈夫なのか?と
『今』の商品の中で一番良い状態なのはどの商品なのか?ということです。
20年近く、お客様の住宅ローンをお手伝いしてきましたが、やはり時期によって良いなと思える商品は違っていたのです。
長期固定がものすごくいい!時期もありましたし、変動がいい!10年固定がいい!と思う時期もありました。
まずは柔軟に考え、その時に一番いいと思える商品を選べばいいと思います。
住宅ローンはフラットな気持ちで根拠を持って選択しないといけないものだと思います。
そして『将来』について。。。
住宅ローンで一番不安なのは『将来』でした。
もし病気になって働けなくなったら、給料が下がったら、金利が上がったら、などのネガティブな想像です・・・。
じゃあ、そのまだ何もわからない将来に対しての備え、安心材料がある商品がいいなと考えたわけです。
そもそも、ここ数十年はずっと低金利状態です。
なので、目先の金利が多少高い低いはあるにしても、根本的に金利が低いのです。
なので、私の場合は、目先の金利よりも先々の安心を基準に選びました。
2回ともです。
こう書くと、『全期間固定』を選んでそうですが、選んだのは・・・
『変動』です。
気づいたらちょっと長くなりすぎてしまったのでこの続きはまた次回に・・・m(__)m
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川原です。

球磨郡水上村出身 43歳 4人家族
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
次男は小学一年生。学校からお借りしているiPadをよく触っています。
そんな次男が書いたデジタルアート作品。
ミニオンズ。。。

林檎。*妻のApplewatchではないスマートウォッチをApplewatchにするために描いた作品。。。

何も見ずに、さらっと描いて、Airdropで送るという、僕が小学1年生の時では考えられない遊びで方・・・。
時代の変わるスピードが凄まじく早いですね・・・。
ということで、本日のお題は、
『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』
というタイトルでお届けいたしますm(__)m
ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ
『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』編
パパ『どう考えても固定が安心でしょ!』
ママ『でも、変動は金利が低いじゃん!』
パパ『その名の通り、変動したらどうすんの!?』
ママ『わかるけど~、変動が一番変動してないってこともあるみたいよ』
パパ『え?どういうこと?そもそも変動って何が変動するんだろ?月々の返済額?』
ママ『月々の返済額は変動でも変わらないって話だったよ?』
パパ『ん~、変動、怪しいな~。』
ママ『でも、ここ10年くらい結構、変動を選択する人も多いみたいよ。』
パパ『その話は僕も聞いたことあるよ・・・。なんでだろ?普通に考えたら固定の方が安心な気がするんだけど・・・』
ママ『そうね。そもそもなんで固定の方が金利が高いんだろうね?』
パパ『フラット35とかも比べたら結構金利高かったもんね・・・』
ママ『安心は嬉しいけど、金利が高くて月々の返済が増えちゃったら、それはそれでなんか嫌だよね・・・』
パパ『確かに・・・』
ママ『あなたのお小遣いは35年固定でいいんだけどね・・・』
パパ『いや!我が家の大蔵大臣!そこは上向きの変動でお願いします!!!』
と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。
『住宅ローン。変動?固定?どっちを選ぶ?』
ということで、今日は住宅ローンに関するお話。
現代の家づくりにおいてなくてはならない存在。
『住宅ローン』
ご存じかとは思いますが、住宅ローンにはいくつか種類があります。
①全期間固定金利商品(フラット35)
②短期固定金利商品(3.5.10年固定)*20~25年などの中期固定商品も存在します。
③変動金利商品
単純に、どれを選べばいいのか!?という事になるわけですが、これは正解のない問題です。
だって、10年後、20年後、もっというと1年後に金利がどう変わっていくかは誰にも予想できないから・・・
まず、どの商品にするかを選択する前にそれぞれの商品がどんな特徴を持っているかを知らなければなりません。
知らないで選択するということは、誰かの言葉や情報をただ鵜呑みにして選んでいるだけとも言えます。
色んな情報やアドバイスを参考にしていくことはとても大事ですが、まずは自分自身の考えを持っていないと良い選択手段とは言えない気がします。
じゃあ、変動、固定にどんな違いがあるのか?などの根本的な部分から書き始めると、凄まじく長い文章になってしまいますので、今回は一つのポイントに絞ってお話します。
変動金利と固定金利はなぜ金利が動くのか?その要因は?
ここがわかるだけでも選択基準がとても考えやすくなります。
ではまず固定金利が上がる要因からお話していきます。
①長期固定金利
みなさん一度は聞かれたことがある『国債』という言葉。
ここでは国債について深堀はしませんが、長期固定金利に影響を与える指標の一つとして10年物国債金利があげられるのが一般的です。
10年物の国債の金利が上がると長期固定金利も上がる傾向にあるという事です。
ちなみに、根本的な要因は少し違うのですが、短期固定金利も長期固定の動きに連動して動く可能性が高い傾向にあります。
そして、変動金利。
これに影響する指標は『短期プライムレート』です。
これは銀行が優良企業などに短期的に資金を融資する際に適用する金利になるので、ひいては銀行の銀行である日本銀行の金融政策による影響を受ける傾向にあります。
以上は、ネットで検索すれば出てくるような情報なのですが、川原感覚でザックリ表現すると、なんだか色々あって経済的な景気が上がりそうだな・・・という思惑や予測で上がるのが固定金利。
貸す側からの気持ちとしたら、世間の金利が上昇する可能性が高いならそりゃ自分も貸す金利を上げますよね。
自分は1%で10年貸す約束をしてしまったけど、そのすぐ後に、周りは1.5%で貸していた単純に嫌ですよね。。。
変動金利は、これからの予想とか展望というよりも、実態経済に合わせているという感じです。
例えば、日経平均株価が上昇して~!とニュースになっても、私たちの日々の実体経済が同じように景気が良くなるという事はないですよね。
実際に、変動金利はここ10数年ほとんど変わっていないです。
むしろ低くなったくらいです。逆に固定金利は、様々なニュースが起きるたびに、ちょこちょこ動いてます。
言葉とは裏腹に変動が一番変動していないという事実。。。
*この変動商品の具体的な内容に関してはまた別の機会にm(__)m
実際には、金利の上げ下げにはその他にも様々な状況や要因があると言われているので、一概には言えない部分があります。
例えば、戦争が起きると経済に刺激が入り金利が上昇する。とか、
円安になると金利が上昇する。とか、
低金利を続け過ぎたせいで、景気が回復しないので金利を上げる。とか。
色々な状況が金利の上げ下げに影響してきます。
実際に、現状でのお話をすると、現在日本は低金利政策中。(ゼロ金利政策という方が耳慣れているかもしれませんね。)
これは日本銀行が民間銀行に資金を貸すときの金利が超安いということですので、結果、民間銀行が企業に融資するときの金利も低くなるということです。
そうです、先程お話した短期金利が低い水準ということになるので、変動金利の水準も低くなるという事ですね。
逆に、アメリカでは基準金利を大幅に上げました。
これによって影響を受けたのが長期固定金利です。いわゆるフラット35です。
アメリカが上がったから日本も上がるのでは!という予測で上がっているわけです。
この直近の状況だけ見てもわかるように、絶対にどの商品が正解かは誰にもわからないという事です。
となると、どういう基準で選択していけばよいのかという事になるわけですが、そもそも家計もバラバラで、同じ収入の人でも支出のタイミングや内容も違うわけです。
ここからは住宅ローンを2回組んだ経験のある僕の私見が大きいので参考までにお聞きいただければと思いますが・・・
大事なことは、『今』と『将来』を考える事でした。
まずは『今』の支払いはどれくらい大丈夫なのか?と
『今』の商品の中で一番良い状態なのはどの商品なのか?ということです。
20年近く、お客様の住宅ローンをお手伝いしてきましたが、やはり時期によって良いなと思える商品は違っていたのです。
長期固定がものすごくいい!時期もありましたし、変動がいい!10年固定がいい!と思う時期もありました。
まずは柔軟に考え、その時に一番いいと思える商品を選べばいいと思います。
住宅ローンはフラットな気持ちで根拠を持って選択しないといけないものだと思います。
そして『将来』について。。。
住宅ローンで一番不安なのは『将来』でした。
もし病気になって働けなくなったら、給料が下がったら、金利が上がったら、などのネガティブな想像です・・・。
じゃあ、そのまだ何もわからない将来に対しての備え、安心材料がある商品がいいなと考えたわけです。
そもそも、ここ数十年はずっと低金利状態です。
なので、目先の金利が多少高い低いはあるにしても、根本的に金利が低いのです。
なので、私の場合は、目先の金利よりも先々の安心を基準に選びました。
2回ともです。
こう書くと、『全期間固定』を選んでそうですが、選んだのは・・・
『変動』です。
気づいたらちょっと長くなりすぎてしまったのでこの続きはまた次回に・・・m(__)m
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