2023/09/01
家づくりのすゝめ『水面下の情報はいかにして手に入るのか!?』
こんばんは。
川原です。
球磨郡水上村出身 44歳 4人家族
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
先週のお休みの日、芝生と雑草が伸びているのがずっと気になっていたので自宅の草取りをしました。
朝から決行しましたが、ハンディタイプの芝刈り機を手に約3時間くらいかかりました・・・
時間がかかった原因は、芝刈り機の刃がとにかく切れない・・・。
刃の勢いと気合でぶち切っているような感じ・・・。
兎にも角にも、きれいになって気持ちが良かったです。
来年は新しい芝刈り機を買おう・・・。
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ということで、今回のお題は・・・
『水面下の情報はいかにして手に入るのか!?』
という内容でお届け致しますm(__)m
ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ
『水面下の情報をいかにして手に入るのか!?』編
パパ『ここ最近ずっと物件情報サイト見てるけどなんか代わり映えしないな~』
ママ『私も、なんかもうずっと前から掲載されてる物件が多いよね』
パパ『そういえば、こないだ近くの空き地に急に家が建ち始めたよね』
ママ『あ~!あそこね!私も気になってた!売地の看板とか出てなかったよね!?』
パパ『噂によると、水面下で話が進んでたらしいよ』
ママ『なによ、その水面下って』
パパ『広告とか、一般に売りに出す前に既に話が進んでる物件があるんだって』
ママ『え!それいいじゃない!どうしたらそんな情報手に入るのよ!』
パパ『それが、そんなに簡単じゃないってっさ。運とか縁もあるんだって』
ママ『土地探しに運とか縁とかあるのね・・・』
パパ『ちょっと今度もう少し詳しく話を聞いてくるよ!』
ママ『そうね、宝くじでも運は使えてないし、土地探しで使いましょう!』
パパ『運はそんな使い方するもんじゃないと思うけど・・・』
と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。
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という事で今回の家づくりのすゝめは・・・
『水面下の情報はいかにして手に入るのか!?』
というタイトルでお届けしたいと思います。
①水面下の土地って?
売地の看板も出ていなかった空き地に急に家が建ち始めた。
そんな光景を見たことがありませんか?
理由は2つ考えられます。
①所有者(もしくは所有者の親族)が家を建て始めた
②水面下で土地の売買が行われその購入者が家を建て始めた。
今回の話は②の場合のお話。
物件情報サイトを毎日のようにチャックされているかもいらっしゃると思います。
私も同じです。
しかしながら、一般の方とは少し違う情報収集の流れがあります。
それは、まだ表に出ていない物件情報の存在です。
所有者が物件を売りに出そうとするときに、まずは不動産会社に相談しますよね。
そういう流れの中で、そのまま一般的に売りに出される物件と、業者に持っていかれる物件があります。
事情は様々ですが、
広い土地で、一般の人では到底購入できそうもない物件(分譲用地など)
売却を急いでいる物件(相続など)
表立って看板等を出したくない物件
などがあげられます。
これが水面下の情報と呼ばれるものです。
②水面下の情報の動き
そんな水面下物件の多くは、最終的に不動産会社さん➡建築会社さん➡エンドユーザーさんという流れで話が進むことが多いです。
しかし、先にもお話したように、様々な事情が背景にあります。
そのもっと前の段階で、売主さんは、税理士さんや弁護士さん、それから不動産会社さんというそれぞれの専門家の方々と打ち合わせ、相談しながら売り方、価格等を決めていくケースが圧倒的に多いです。
③水面下の情報を掴むためにできる事は?
水面下の情報を掴むためには、まず第一に、不動産会社もしくは建築会社とつながっておくということです。
これは、我々建築会社と不動産会社の間においても同じことが言えます。
『こんな物件を探している』という意思が相手に明確に伝わっていなければ、どんなに良い情報も回してはくれませんよね。
これは、話を聞いてしまえば至極簡単で当たり前なことではあるのですが、これが結構できていない人が多いんですね。
ネット社会の弊害ともいえるのかもしれませんね・・・
そして、もう一つ重要なのが、『時期(タイミング)』と『条件の明確さ』です。
例えば、
『2、3年以内には家を考えてるので今から色々検討していこうと思っています』というAさんと、
『なるだけ早く建てたいと思っていて、建築会社もある程度決めています。』というBさん
がいたとして、あなたが不動産が不動産会社のスタッフさんならばどちらのお客様に先に情報を回すでしょうか?
そうです。Bさんですね。
不動産会社さんは基本的に『今』買う方を求めているわけです。
でないとお仕事にならないからですね。Aさんにはきっとこんなセリフが返ってくるはずです『なんかいい情報があったらご連絡しますね~』そして、その後、特に音沙汰無し・・・。
また、不動産会社さんを警戒するあまり、個人情報の開示をほぼせず、何かあったら電話だけ下さい。
的な感じで不動産会社さんに来られる方もいるそうですが、これもちょっと厳しいですね。
不動産業界のちょっと独特な世界のせいもあって、色んな意味で警戒されてしまうことも致し方ないなと思う部分もあるのですが、不動産屋さんの後ろには売主さんが存在します。
不動産売買の仲介人である不動産会社さんは、買主さんに土地情報を紹介すると共に、売主さんに対しても良い買手を探してくることがとても重要なことになります。
不動産会社さんには、信用商売という側面があるからですね。
なので、やはり不動産屋さん自身が、この人はしっかりした人(人柄・身元)だなと思わないと、積極的に情報は回しません。
④水面下情報の難しいポイント
この流れの中で一番難しいのが『タイミング』です。
水面下の情報は間違いなく存在します。
恐らく、毎日にようにどこかの土地が水面下で動いていると言っても過言ではないと思います。
でも、その情報は様々なわけです。
場所・広さ・価格・売却時期などなど、土地は同じものは一つとしてありません。
仮に、場所は理想的!だったとしても、価格が合わなければ買えないわけです。
また、そもそも、そんな条件の合う土地が目の前に来るタイミングと、自分たちが家を建てようとするタイミングが合うかどうかも全く読めないわけです。
こればかりはどうしようもありません。
我々業者ですらいつそんな情報が入ってくるかはわからないのです。
⑤最後に
水面下の情報を手に入れることができれば家づくりをとても良い状態で進めることができます。
でもその為にはやはり努力が必要です。
家づくりの準備と計画をしっかり立てる事。
そして、つながりを大事にする事。
相手も人間であることを考える事。
先程も書きましたが、こうして言葉で表現するとそんなに難しいことはありません。
タイミングばかりは努力ではどうしようもありませんが、色々やれることはあります。
あまり難しく考えすぎずに、ネットの情報だけの検索だけに頼り過ぎないように、土地探しも色々考えて進めていかれることをお勧め致します(^^)
コムハウスもお陰様でもう16年目ですので、多くの素敵な不動産会社さんとよいお付き合いをさせていただいております。
そんなお付き合いの中で、前回のブログのような色々な情報を回してくださることも多くなりました。
インスタやブログなんかで、ちょいちょいそんな情報をお知らせしていますので、ぜひチェックしてみて下さいね(^^)
ということで、今回の家づくりのすゝめは以上になりますm(__)m
皆様、また次回・・・m(__)m
『家づくりのすゝめ』はyoutubeもありますのでよかったらご覧くださいm(__)m
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