2024/04/26
家づくりのすゝめ『資金計画の重要性』
こんばんは。
川原です。
*次男と熊本城
球磨郡水上村出身 45歳 4人家族
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
塾に行き始めた長男を迎えに行った帰り道の車内。
『お父さん。多項式って知ってる?』
『ん、おお、おう。タコウシキね。(タコウシキ!?)』
『あれだろ。色々混ざってる式だろ…』
と、曖昧な記憶を曖昧な返事で返してしまう父親。。。
『そんなの社会じゃあんまり使わんて!』という言葉を飲み込み、学問に興味を持ち始めているという事を良しとしようと思いました。
そして・・・
『アイス買って帰る?』
と、話を逸らす父親。
タコウシキの話題➡曖昧に返事➡アイスへのお誘い➡アイス脳に変換➡アイス買う➡息子も喜ぶ。次男も喜ぶ。僕も喜ぶ。➡俺流『多幸式』完成
という。式だけは超高速で作り上げる事ができる父親。。。
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ということで、今回のお題は・・・
『資金計画の重要性』
という内容でお届け致しますm(__)m
ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ
『資金計画の重要性』編
パパ『今日の晩御飯なに?』
ママ『カレーよ』
パパ『いいね~!』
ママ『あ、玉ねぎとルーがあとちょっとしかないや』
パパ『買いに行ってこようか?』
ママ『ありがとう。お願いできる?』
パパ『あ、お財布に500円しかない・・・』
ママ『え~、こないだお小遣いあげたじゃない!』
パパ『スミマセン、チョットキオクガアイマイデス…』
ママ『もう!たぶん足りそうな気もするけど、念のためATMでおろしていってね』
パパ『御意』
ママ『もう!たぶん足りそうな気もするけど、念のためATMでおろしていってね』
パパ『ぎょ、御意』
と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。
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これまでもこの『資金計画』のお話はさせていただいてきましたが、今回改めてお話しようと思います。
その理由は、業界的にあまりにも資金計画がさらっと流されているような感じを受けたからです。私、お家づくりのご相談で最初にお会いした際に必ずお聞きすることがありまして、それは
『資金計画はされた事(見られた事)ありますか?』
です。
50%の方が『見たことあるけど詳しくは聞いていない』
30%の方が『見積り的な?感じで説明を受けた』
20%の方が『見たことない』
という感じです。
そもそも『資金計画書』という書類は家づくりにおいて必ず作成します。
ただ、家づくりのスタートでその作成と説明がなされていないという感じです。
皆さん、晩御飯のお買い物に行くときに必然的に下記のようなことを考えていると思います。
『今晩何を作るのか』『冷蔵庫には何があって、何が足りなのか』『足りないものを買うためにお金がどれくらい必要か』『お財布にどれだけの残金があるのか』『足りなさそうであればATM寄っていくのか』
晩御飯に限らず、大なり小なりのお買い物の場面ではそんなことを自然と考えられているはずです。
これが『資金計画』です。
家づくりも同じなんです。
家づくりに必要な費用は、土地代、建築費、外構費、カーテン、エアコンなどの付帯工事、さらには火災保険、登記料、銀行さんの融資手数料等の諸経費など、様々な項目の合計で成り立っています。
日常的なお買い物であれば、何度も経験しているので頭の中でサラッと組み立てる事ができますし、しかし、家づくりにおける資金計画は非日常的な言葉や流れが多いので、初めてお家を計画される方にわかれという方が無理な話だと思います。
なので私たちのような立場が重要だと思っているのですが、これが結構ないがしろにされています。
見せてはいるけど、詳しく説明はされていない。
見積書的な感じで総額表示のための資料として見せられた。
見せられた書類で総額はわかったけど、内訳がいまいちよくわからなかった。
お客様にお話を聞くと、そんな感じでしか資金計画を認識されていない方が圧倒的に多かったのです。
これは本当にいけません。
お買い物にいって、レジに行って、お金足りないとか恐怖でしかないですよね。。。
しかし、家づくりになると、急に自分で資金計画をすることができなくなってしまっているわけです。
資金計画は。初めての家づくりのスタートにおいて、お客様自身が予算の把握だけでなく、家づくりの流れや仕組みのようなものを把握するのに一番適していると思います。
そして、資金計画はお客様にとってわかりやすいものでなければなりません。
ちなみに、資金計画自体を見たことが無い方もいらっしゃるかと思いますので、私が使用している雛形を添付しておきますね。
私はかれこれもう20年近くこの書式を使用しております。
時代と共に少しずつ変わっていった項目もありますが、根本は変わっていません。
全てを見たわけではありませんが、昔はおそらく多くの会社さんが同じような書式だったと思います。
しかし、近年、様々な書式の資金計画書を見かけます。
ここにはやはり裏があります。
という事で、これから数回に分けてこの資金計画のお話をしていこうと思います。
ということで、今回の家づくりのすゝめは以上になりますm(__)m
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
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