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2024/05/18
家づくりのすゝめ『神水一わかりやすい資金計画書の読み方』
こんばんは。
川原です。
*次男と熊本城
球磨郡水上村出身 45歳 4人家族
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
少し前の話題になりますが『井上尚弥vsネリ』見ましたか?
いや~、半端じゃないですね・・・
素人が見ても次元が違うのがわかりますもんね。
実は私の兄もボクシングをやっていたので一度試合を見に行ったことがありますが、その時もとても興奮しました記憶があります。
TVで見るのとはまた違う熱狂がありましたね。
そしてやはりアスリートの引き締まった体を見ると自分も頑張ろう!と思うわけです。
漢ですから。
ということで早速、その日の入浴時に鏡に映ったたるんだ体を厳しい言葉で叱咤激励しておきました。
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ということで、今回のお題は・・・
『神水一わかりやすい資金計画書の読み方』
という内容でお届け致しますm(__)m
ある平凡なマイホームを考える夫婦の会話シリーズ
『神水一わかりやすい資金計画の読み方』編
パパ『なに読んでんの?』
ママ『これよ』
パパ『ん?【世界一わかりやすい日本経済】?』
ママ『そう、やっぱり将来を見据えて、私たちも色々勉強しなきゃだめよ!』
パパ『急にどうした・・・』
ママ『』
パパ『あ、お財布に500円しかない・・・』
ママ『え~、こないだお小遣いあげたじゃない!』
パパ『スミマセン、チョットキオクガアイマイデス…』
ママ『もう!たぶん足りそうな気もするけど、念のためATMでおろしていってね』
パパ『御意』
ママ『お菓子とか、無駄なモノ買っちゃだめよ!』
パパ『ぎょ、御意』
と、今日も夢のマイホームに向けて絶賛夫婦会議中。。。
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前々回のブログで資金計画の事を書きましたが、今回はもう少し具体的な資金計画書の説明をしてみたいと思います。*私のひな形でご説明しますので、その点だけご了承下さいm(__)m
まず、資金計画は大きく4つの項目にわかれております。
*上記画像の転載・転用を禁じます。
A:建築本体価格
B・C:付帯工事
D:土地代金
E:諸経費
です。
A:建物本体価格とB・C:付帯工事ですが、なぜ項目が分かれているのでしょうか?
端的にいいますと、建物本体の価格は例え熊本市内で建てようが、球磨郡で建てようが基本的にはお施主様の要望で価格が変わるだけで場所は関係なのですが、『工事』という広い範囲で見ると、地域差があるものがあります。
例えば、建築確認申請が必要かどうか、下水道なのか浄化槽なのか、上水道なのか井戸水なのか、などです。
下水と浄化槽の違いで建物本体の工事費用は基本的には変わりません。
お家から出た排水が浄化槽に繋がっているのか、下水道に繋がっているのかの違いだけです。
下水であれば下水道に繋げる工事費用が、浄化槽であれば浄化槽の設置費用が必要になってくるということです。
これが付帯工事の位置づけですね。
照明やカーテンやエアコンも、完成したお家の中では必要なわけですが、家づくりの序盤で
どんなエアコン付けるのか?霧ヶ峰?ウルルとさらら?
どんな照明つけるのか?ペンダント?ブラケット?
どんなカーテン付けるのか?ロールスクリーン?ブラインド?
と聞かれても、そんな序盤に決まっているわけないですよね。
しかし経験があれば、例えば30坪3LDKのお家ではあれば、大体これくらいかな?と十分想定できます。
添付している資金計画書は、3LDK・30坪・4人ご家族・土地50坪くらいを想定して作成しいます。
ご相談にお越しいただいて、『2世帯住宅』です。ということであれば、照明器具やエアコンの費用をもう少し多めに見ておいた方がいいですね。という事になるわけです。
『建て替え』計画であれば解体費用も見ておかないといけません。
家づくりでは打ち合わせがある程度進まないと明確な金額が出ない項目多いですが、これだけたくさんのお家が建っているわけですから、結構な精度で費用の予想もできるわけです。
お家づくりの場合は、お施主様の要望やイメージも含まれてくるので、しっかり会話しながら資金計画は組み立てていかないといけません。
照明なんかは一個数千円のものもあれば、数万円のもの、下手すると数十万円のものもあるわけです。
高いか安いかが問題ではなく、資金計画は自分自身が想い描く家づくりを様々な項目において検討して、それを一つの資料にまとめて、家づくりの資金に関する全体像を把握するものです。
それにより、自分たちの想定している計画(月々返済額)でいけそうかな、とか、この地域だと土地が高いからもう少し広げて探そうかなとか、考える事ができるわけです。
家づくりの資金計画は初めて耳にするような費用もあったり、金額の規模も大きいので、とっつきにくい印象もあるかと思いますが、わかる人と一緒に一つ一つ丁寧に見て、考えていけばそんなことはありません。
ただ、唯一予想が難しいのが『地盤改良工事』です。
これは実際に調査しなければわかりません。なにせ地面から数mくらい下の話です。
そもそも地盤改良工事が必要なのか。
必要だとして、どれくらいの改良工事をしなければならないのか。
という事になります。
水辺が近いとか、農地を埋め立ててできた分譲地とか、そんな風な大きな予想はできますが、これはあくまでも薄い予想の範囲を出ません。。。
実際に、横並びの土地で片方は改良不要、片方は改良必要という判定が出た経験があります。
とはいえ、付帯工事の中で想定がしづらいのはこの『地盤改良工事』くらいです。
そして最後に右側のDとEの項目についてお話しいたします。
Dは土地代金はそのまま見ての通りなので割愛いたしますm(__)m
*上記画像の無断転載・転用を禁じます。
Eはいわゆる諸経費です。
新車買うときにも、車両本体価格のほかに重量税とか登録費用とかリサイクル費用とか必要ですよね。
その合計で乗り出し価格とか書いてあります。
車を買って乗り出すためには色々な手続きが必要になるわけです。
お家も同じです。
土地を買う、建物を建てる、そして暮らす。
この流れの中で様々な手続きの中で必要になるのが諸経費と思っていただければいいと思います。
ちなみに諸経費は、我々建築会社にお支払いいただくわけではありません。
司法書士、土地家屋調査士、保険会社、金融機関、市町村、国(税金)などにお支払いされるものです。
これも土地・建物、住宅ローンの内容など、色々な項目が決まらないと正確な金額は出ませんが、ある程度の想定は可能です。
家づくりの諸経費は項目も結構多く、費用の合計も百万単位になりますので、こちらもしっかり資金計画に盛り込んで計画しておいた方が安心です。
とまあこんな風に資金計画を考えて組み立てていくわけですが、特に付帯工事の項目は地域差と土地の状況によって変わりますので、私の場合は、
家づくりの計画をスタートする時点でまず想定の資金計画を作成
そして土地を検討する段階で改めて作成
銀行の仮審査が終わってからまた作成
そして建物のプランニングの度に作成
こんな風に細かく考えなくても、予算内に納まればいいや!という考え方もあるとは思います。
私はそんなザックリ計画は怖い・・・と感じてしまう人間です。
でも、多くの場合、理想と現実には差が出ます。
予算いくらでも大丈夫です!というお客様にお会いしたことはないですし、家はどんな内容でもいいです!という方にもお会いしたことがありません。
情報が溢れる時代においては家づくりのバランスを考えていくことがとても重要だと思います。
そのためには丁寧な資金計画がとても重要になってくるのです。
もっと簡潔に書こうと思ったのですが、資金計画は文字にしてご説明すると長々となってしまいますね・・・。
申し訳ありません。。。
もし、これから家づくりを、将来家づくりを、と思われている方や、もうスタートしてるけど資金計画勉強してない…という方は絶対にしたほうがいいですm(__)m
その時はお気軽のお声掛け下さい・・・2時間くらいかけてみっちりと・・・
ということで、今回の家づくりのすゝめは以上になりますm(__)m
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
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