2021/01/09 staff
家づくりのすゝめ『35年で○○〇万円の差が!?』
こんにちは。コムハウスの川原ですm(__)m
5歳の息子の最近の口癖は
『お父さん、お前も鬼になれ。』
です。
さて、今回のテーマは
『35年で〇〇〇万円の差に!?』
とても胡散臭いタイトルになってしまいましたが。
けっこう現実的なお話。
今回は
火災保険
についてのお話です。
家を建てたら必ず加入しなければならないのが火災保険ですが、
保険料ってどれくらいかご存じですか?
設定金額や内容によって保険料は変わりますが、
2,000万円の設定金額で、家財1000万・地震あり・水災ありだと
期間10年で90~100万円くらいになります。
結構しますよね・・・。
しかも、お家に住んでる間はずっと加入しておかなければなりません。
しかし、この火災保険、近年において災害が頻繁に起こっていることにより、保険料は値上がりしています。
今年も保険料率が上がることが決まったと年末に保険屋さんから連絡がありました。。。
恐ろしいほどの値上がりです。。。
10年ほど前、35年加入出来て120万くらいだった保険料が、
10年しか加入できず、80万くらいする感じが今です。
そんな火災保険の値上がりに対し、何か対策はできないものか・・・
となった時、木造住宅における火災保険を安くするキーワードが
『省令準耐火構造』
です。
もともと、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の構造物は火災保険が安くなるのですが、
ある一定の要件や仕様をクリアすれば通常の木造住宅でも火災保険が安くなります。
ではどれくらい安くなるかというと、約半分くらいの保険料になります。
確かに安くなりますが、それなりの対応工事もしないといけないので、
その工事費を考えると、最初のコストはそこまで大きな金額の差にはなりません。
(規模や軒の長さ、平屋、2階建てなど、お家によっても省令準耐火仕様にするための
費用は変わりますが、一般的な30坪程度の2階建てであれば30~40万程度かと思います。)
ただ、火災保険というのは今だけの話ではなく、後々の更新が待っています。
10年区切りの35年で考えると少なくともあと2~3回の更新が待っているという事です。
その都度、この省令準耐火構造によって火災保険の減額を受けることができますので、
長い目で見るとウン十万~ウン百万という大きな差になるのです。
例えば、通常だと90万の保険料が省令準耐火構造にすることにより50万になれば、差額は40万。
この差が3回の更新のたびに生まれることになると120万の差になることになります。
家づくりの予算はみんなが考える部分です。
土地や建物だけの予算だけを見るのではなくて、こういう長い目で考えた時の予算を踏まえて
計画していく方が、最終的にはお家にかかる生涯のコストを抑えてくれることにもつながります。
ただ、構造上の梁や柱を露出させる場合にはそのままでは難しくなるので、注意が必要です。
耐火なのに木がむき出しじゃぁダメだよ・・・。
という感じです。
せっかくのマイホームなのに、火災保険の事だけに考えを取られて自分の理想の雰囲気にならない。
というのも、なんだか本末転倒のように思えるのも正直なところです。
火災保険の世界にもネット保険の波がガンガン来ていますので、
今後、もっと安く保険に入れるようになっていくのかもしれません。
そうなってくれると嬉しいですね。
コムハウスではもちろん省令準耐火構造に対応しておりますので、
気になる方はお気軽にご相談下さいませm(__)m
『損して得取れ』
という、今日の独り言でしたm(__)m
それではまた次回m(__)m
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