こんにちは、福住です。
INTERIOR trip-2

今日は先週お話ししました、展示会でたくさんの素材や商品を見て情報収集し感じたことについて書きたいと思います。リアル展示会は入ってくる情報量が多く、半日でへとへとでした。日常もSNSが生活の一部になって、たくさんの情報が溢れていますね。家系YouTube、Instagramのお家アカウントなどなど。専門家や実際にお家を建てられた方、それぞれの視野・角度からさまざまな情報が発信されています。

クロスの品番に棚の奥行や高さ寸法、照明器具の品番に日塗工の品番(塗装の色品番)などなど。私の仕事必要ない?と思ったりすることもたまーにあります 笑

インテリアスタイルも多様化していて、ジャパンディという造語の新しいスタイルも出てきています。少し前から打ち合わせでもそういった変化を感じています。また、多様化したインテリアスタイルに対応できる素材や家具・照明も十分すぎるほど揃っています。

そしてどれもリーズナブルでオシャレです。Amazonや楽天など、通販で揃えることもできます。今はそれが当たり前になっていて本当に便利ですね。そのおかげで私も満たされる日々を過ごせています。欲しいモノや「理想」がスマホで買えるって便利ですね~。その反面、大量の情報に惑わされること、ありませんか。打合わせ中によくお聞きする、お客様の心の声・・・

「自分達が何が好きかわからなくなりました」「これもいいけど、これもいい、どちらも採用したら変ですか?」「これって変ですか??」(よく質問されます)といった感じで、お家づくりやインテリアについて調べれば調べるほど混乱される方も多いのではないでしょうか

自由で便利な環境が整っているからこそ、自分達の暮らしに本当に必要なモノ・要素の見極めがますます重要になっていると感じています。それから、好みではない素材やインテリアのテイストはあっても「変な素材」ってそうないです。

素材が「変」なのではなく空間全体で検討されていなかったり、色や形・サイズなど細かなディテールを無視したコーディネートで完成した空間が「イメージと違った」「なんか違う」「なんか変」となる原因なのかなと思います。お客様は精一杯伝えていても住宅会社や工務店、大工さんに伝わらなかった、、、というケースもあるかもしれません。素材のセレクトって本当に本当に、大切です。また、お家がどんなに素敵に仕上がってもその空間・雰囲気にあった家具や照明、カーテンでなければ「イメージと違った」となってしまいます。

注文住宅は仕様決めが大変。時間がかかる。というイメージも強いと思います。「こういう感じで~」とニュアンスを伝えたり、カタチの無いモノ(空間)を伝えたり。他者と共有するって本当に難しいことだと思います。仕様決めや打合せが大変ではなく自分達の理想の家、空間にするための「素材のセレクト」「コーディネート」が難しいのだと思います。

素材に触れることの多い私もまだまだ知らない素材、施工方法などがたくさんあります。自分達の理想の家、空間をつくりたい!と思っている方がたくさんの情報の中から自分達に本当にあったモノをセレクトしていくというのは簡単なことではないと思います。

このタイルを使えばお洒落になる。このクロスを使えば素敵になる。沢山の情報の一部「切り抜き」では理想の空間には近づけない気がします。素材同士の組み合わせ、自然光の入り方、照明の色温度。塗装の色や艶の度合い、木目や節、天井の高さや勾配。

平面図や立面図ではわからない立体的な感覚やディテールなど、お家を構成する要素を把握して全体のバランスをとりながら丁寧にセレクト・コーディネートすることで理想のお家や暮らしに近づけるのだと思います。

私もひとつひとつ、いろいろな視点・視野で検討し、お打ち合わせやコーディネートのご提案を行っています。

たくさんの素材や商品に意識的に触れ改めて「セレクト」「コーディネート」の重要性を感じました。INTERIOR trip-1と合わせてお読みいただけたら嬉しいです。

次回は出張の途中で寄り道したcafé「CASICA」の世界観についてお話ししたいと思っています。