2021/08/13 staff
家づくりのすゝめ『熊本の土地価格』
こんばんは。
コムハウスの川原です。
球磨郡水上村出身/熊本学園大卒/4人家族/
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
連日の大雨。
各地で被害が出始めています。
熊本も人吉や水俣、先の大雨による災害の傷もまだ癒えない地域もあります。
私も地元が球磨で、川の風景や地形がある程度想像できるので、なんだかとてもリアルに感じて怖いです。
全国レベルで大雨が続いていますので、とにかく身の安全を第一に考え行動していただきますよう
くれぐれもお願いいたします。
ということで、今日の家づくりのすゝめは・・・
『熊本の土地価格』
家づくりで欠かせない土地。
既に土地をご所有の場合もありますが、多くの場合は土地から購入されご自宅を建てられます。
その土地の価格は地域差が大いにあるわけですが、近年熊本の土地の価格が上昇しています。
理由は様々かと思いますが、僕の肌感覚でお話しすると、
①熊本地震後、住宅着工が増え、売地自体が少なくなった。
②県外からの建築会社、建売業者さんの進出で土地の買い取り相場が少しずつ上昇した。
③ ②になると、地主さんも強気傾向になる。
本来、土地の評価額というものは毎年国が決めて発表するわけですが、実際の売買相場はそうではありません。
例えば、坪30万くらいの相場の土地があって、でもなかなか売地が出ない。
そんな時、32万なら売ってもいいよ!という地主さんが居たとします。
もしその話に乗って、32万で買う!という買主さんが居たならば、もちろんその土地は32万となるわけです。
そうなった場合、例えばその土地の隣の地主さんは自分の土地をいくらなら売りたいと思うでしょうか?
それはやっぱり32万以上ですよね。。。
相場ってそうやって出来上がっていくんです。
もちろん、土地が存在する地域が発展したからとか、そういう環境の変化がきっかけの場合が多いですが、
最近では土地不足からこの流れが始まっている感じですね。
じゃあ、土地の価格が上昇したから今家を建てるべきではないのか?
これもまた一概にはそうは言えないわけですね。
一度上がった土地の相場が大きく下がることは考えにくいです。
*何か下落を生み出すよな状況や理由が発生すれば別ですが・・・
長い目で見ると、土地の価格は上昇し続けています。(お金自体の価値の変化は別として)
5年後には今よりも土地の価格が上がっている可能性も十分にあり得るわけです。
私は社会人1年目で務めたのは合志市の不動産会社でした。
その時に、昭和年代に分譲された土地の売買契約書を見ることがあったのですが、80坪200万(坪2.5万)
とかの時代が間違いなくありました。
今、その地域の土地は坪20~25万です。
要は約10倍になっているという事です。
しかしながら、価値が高くなって嬉しい反面、嬉しくないこともあるわけです。。。
長期所有の場合での不動産譲渡税は約20%なので、今土地を売却したら、ウン百万という不動産譲渡税を
地主さんは払わなければならなくなるのです。(短期ならば約40%・・・、恐ろしい・・・)
そして、これが地主さんが無理して土地を売りたくない原因にもなっているわけですね。
とはいえ市街地の地価がどんどん上がっていくという事は考えられませんが、どちらかというと、
これまで農地などが広がっていた市街地の周囲がどんどん開発され、売り相場が上昇しているという事です。
合志市、菊陽町、御船、嘉島などでは開発が進み、5年前に比べると坪5万以上の相場になっているところが
多くあります。
でも、これは町が発展していくうえで避けては通れないものです。
発展するから人が集まってくる、人が集まるから価値が高くなる。ということなので。
コムハウスでは家づくりのご相談に来ていただいたらまず、
家づくりの全体資金計画のお話からさせていただいています。
どんなに良い土地を手に入れても、どんなに素敵な建物を建てても、それは
しっかりとした資金計画の上に成り立っているものでなければだめだと思います。
毎日のように家づくりの相談にお越しいただいていますが、多くのお客様がコムハウス以外の建築会社さんに
話を聞きに行ったり、展示場に行ったりされているのですが、驚くほど資金計画の話をご存じじゃない場合が
多いです。知っていても、ちらっと話をされました。という程度。
これは本当に良くない流れだと思います。
家づくりの進め方や考え方は会社や人それぞれなのでどれが良いとかどれが悪いとか一概に言えませんが、
少なくとも私が思う安心安全な家づくりは前述のとおりです。
日常の買い物でも、財布の中にいくら入っているか、他に支出がないかとか色々考えますよね。
家づくりも全く同じことです。
本来金額が大きくなればなるほど、そのあたりの心配や計画はしっかりされるものなのですが、
家づくりは多くの方が未経験で、想像ができない部分も多いため、とても基本的な事が守られていない
場合もとても多いのです。
これは前述にもあったように、家づくりのサポートをする建築会社側の考え方や体制の問題も大いに
あると思いますが・・・。
もう、過去に戻ることはできません。
今ある状況の中で、安全で安心で自分らしい暮らしを実現するための家づくりを考えていきましょう(^^)
最後は土地の話から少しずれちゃいましたが・・・
今日はこのへんでm(__)m
『家づくりの専用資金計画書作成』など、家づくりの基本を知っておきたい!
と思われた方は下記からどうぞお気軽にお問合せ下さいませ(^^)
コムハウスの川原です。
球磨郡水上村出身/熊本学園大卒/4人家族/
宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
連日の大雨。
各地で被害が出始めています。
熊本も人吉や水俣、先の大雨による災害の傷もまだ癒えない地域もあります。
私も地元が球磨で、川の風景や地形がある程度想像できるので、なんだかとてもリアルに感じて怖いです。
全国レベルで大雨が続いていますので、とにかく身の安全を第一に考え行動していただきますよう
くれぐれもお願いいたします。
ということで、今日の家づくりのすゝめは・・・
『熊本の土地価格』
家づくりで欠かせない土地。
既に土地をご所有の場合もありますが、多くの場合は土地から購入されご自宅を建てられます。
その土地の価格は地域差が大いにあるわけですが、近年熊本の土地の価格が上昇しています。
理由は様々かと思いますが、僕の肌感覚でお話しすると、
①熊本地震後、住宅着工が増え、売地自体が少なくなった。
②県外からの建築会社、建売業者さんの進出で土地の買い取り相場が少しずつ上昇した。
③ ②になると、地主さんも強気傾向になる。
本来、土地の評価額というものは毎年国が決めて発表するわけですが、実際の売買相場はそうではありません。
例えば、坪30万くらいの相場の土地があって、でもなかなか売地が出ない。
そんな時、32万なら売ってもいいよ!という地主さんが居たとします。
もしその話に乗って、32万で買う!という買主さんが居たならば、もちろんその土地は32万となるわけです。
そうなった場合、例えばその土地の隣の地主さんは自分の土地をいくらなら売りたいと思うでしょうか?
それはやっぱり32万以上ですよね。。。
相場ってそうやって出来上がっていくんです。
もちろん、土地が存在する地域が発展したからとか、そういう環境の変化がきっかけの場合が多いですが、
最近では土地不足からこの流れが始まっている感じですね。
じゃあ、土地の価格が上昇したから今家を建てるべきではないのか?
これもまた一概にはそうは言えないわけですね。
一度上がった土地の相場が大きく下がることは考えにくいです。
*何か下落を生み出すよな状況や理由が発生すれば別ですが・・・
長い目で見ると、土地の価格は上昇し続けています。(お金自体の価値の変化は別として)
5年後には今よりも土地の価格が上がっている可能性も十分にあり得るわけです。
私は社会人1年目で務めたのは合志市の不動産会社でした。
その時に、昭和年代に分譲された土地の売買契約書を見ることがあったのですが、80坪200万(坪2.5万)
とかの時代が間違いなくありました。
今、その地域の土地は坪20~25万です。
要は約10倍になっているという事です。
しかしながら、価値が高くなって嬉しい反面、嬉しくないこともあるわけです。。。
長期所有の場合での不動産譲渡税は約20%なので、今土地を売却したら、ウン百万という不動産譲渡税を
地主さんは払わなければならなくなるのです。(短期ならば約40%・・・、恐ろしい・・・)
そして、これが地主さんが無理して土地を売りたくない原因にもなっているわけですね。
とはいえ市街地の地価がどんどん上がっていくという事は考えられませんが、どちらかというと、
これまで農地などが広がっていた市街地の周囲がどんどん開発され、売り相場が上昇しているという事です。
合志市、菊陽町、御船、嘉島などでは開発が進み、5年前に比べると坪5万以上の相場になっているところが
多くあります。
でも、これは町が発展していくうえで避けては通れないものです。
発展するから人が集まってくる、人が集まるから価値が高くなる。ということなので。
コムハウスでは家づくりのご相談に来ていただいたらまず、
家づくりの全体資金計画のお話からさせていただいています。
どんなに良い土地を手に入れても、どんなに素敵な建物を建てても、それは
しっかりとした資金計画の上に成り立っているものでなければだめだと思います。
毎日のように家づくりの相談にお越しいただいていますが、多くのお客様がコムハウス以外の建築会社さんに
話を聞きに行ったり、展示場に行ったりされているのですが、驚くほど資金計画の話をご存じじゃない場合が
多いです。知っていても、ちらっと話をされました。という程度。
これは本当に良くない流れだと思います。
家づくりの進め方や考え方は会社や人それぞれなのでどれが良いとかどれが悪いとか一概に言えませんが、
少なくとも私が思う安心安全な家づくりは前述のとおりです。
日常の買い物でも、財布の中にいくら入っているか、他に支出がないかとか色々考えますよね。
家づくりも全く同じことです。
本来金額が大きくなればなるほど、そのあたりの心配や計画はしっかりされるものなのですが、
家づくりは多くの方が未経験で、想像ができない部分も多いため、とても基本的な事が守られていない
場合もとても多いのです。
これは前述にもあったように、家づくりのサポートをする建築会社側の考え方や体制の問題も大いに
あると思いますが・・・。
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