あたりまえ

2015/06/21 staff

久々にお天気が続いています。
とはいえ、
蒸し暑い湿度と急な気温の上昇で体温のコントロールが・・・（＞＿＜）
頭痛に悩まされている可児です。（現在、プチ耳鳴りです・・・）

コントロールといえば、
私は最近では珍しくマニュアル車に乗っています。

左手は、ギヤ変換を操作し、
右手は、ハンドルを持ち、
左足は、クラッチ操作、
右足は、アクセルとブレーキ。

免許講習の時、
俗にいう『半クラ（半クラッチ）』の感覚を覚えるのに一苦労したものです。
でも、運転の楽しさを身体全体で感じていたのを鮮明に記憶しています。

でも、いつしかAT車（オートマチック車）の便利さに慣れてしまい、
そして、渋滞などの苦労をつい考えてしまうようになっていました。

私たちは、仕事柄移動手段として『クルマ』を使用しています。
通勤・帰宅もそうですが、現場や打合せには必ずといっていいほどクルマでの移動が多い仕事です。
だからこそでしょうか・・・、
その移動時間を『タノシム』＝『マニュアル車での運転』が私の出した答えなんです。

うまくコントロールできていないと、
無駄にふかしてしまったり、
半クラがうまくつながらなかったり、
ついつい、スピードが出てしまいったり・・・
といった具合です。

心と身体のバランスなんだと思います。
そんな時に、クルマのつながりがスムーズいかない・・・。

だから、移動の際は焦らないように心掛けるようになりました。

『急がない』
急がないことの価値を知るということ。
急ぐと心を失ってしまいます。

つまり、日常の生活でも急がせると気持ちが荒れてしまうということ。
大切なのは、何かを急いでやることではなく、
どれだけ心や気持ちをこめるか！ということ。

人の心を置き去りにして、
何かを成し遂げても、真の喜びはないですよね？
急ぐことは、束の間の安堵感でしかないと思います。

愛着あるクルマですから、大切に大事に乗っていきたいですし、
普段の生活にもバランスと穏やかさを忘れないようにしようと思っています。

そして、愛しいモノを大事にするということは、
付き合いが親しくなったり、
長くなったり、
そばにいて協力してくれる人達のことを
【当たり前】のように感じてしまわないようにするということ。

人は誰でも、一人で成功できた訳ではありません。
何か自分で出来たとしても、
それをいかす場所や場面を与えてくれた人や
チャンスをくれた人や
そのことを広めてくれた人や
それを求めてくれた人達がいてくれたからこそ成功につながったのだと思います。

だから、そういう人達のことを【当たり前】のように感じてはいけないのです。