島田幾子のI’sBLOG | 子どもたちが教えてくれた10のこと

「子どもには教えるのではなくて、教えてもらうんだよ」

長年、学校の教師として仕事に打ち込んできた私の父の言葉です。

これを聞いたのは、私の子育てが始まったばかりの頃。

「なるほどね!」とは思ったものの、さほど気にも留めていませんでした。

しかしこの言葉通り、私はまさに子どもたちから多くのことを学ぶことになったのです。

まず、今まで気にも留めていなかったことに気がつくようになりました。

子どもとはどんな存在なのか。どんなことを考えているのか?

育てる親や周りの人たちがどんなことをしているのか。

子どもたちをとりまく学校とは?

先生って?

社会は?

視野が広がり、意識していなかった世界に触れ、自分ごとになっていったのです。

予想外の動きや考え方をする子どもたち。

私の常識ではコントロールできない。

とにかく彼らに向き合うことに必死の毎日。

たかだか自分というひとりの人間の狭い了見の中で考えていた人生観を

ことごとく打ち崩してくれたのが2人の子どもたちでした。

こうして自分の想いをブログとして綴ってみようと思ったのも、実は彼らの影響が大きいのです。

なにごとにも自信がなく怖がりで、自己肯定感の低かった私が

何をやってもいいんだ!

誰も反対してないよ!

一歩を踏み出そう!

そんなふうに心が変化し、やりたいことを少しずつでも行動に移せるようになったのです。

それを可能にしてくれた「子どもたちが教えてくれた10のこと」

1.わがままに生きるために、全力で努力する。

2.自分のことはよく喋るけど、本当に大切なことは親に話さない(笑)

3.生命の神秘と人の縁の不思議を知る。

4.自分の「無意識の部分」が周りに与える影響は大きい。

5.生きるための成長を勝ち取る法則は、ゲームからでも学べる。

6.どんなことでも真剣に取り組めば、応援してくれる人が必ず現れる。遊びも真剣にやれば仕事になる。

7.やりたくないことを一切やらなくなると、運命が変わっていく。

8.学校での評価と社会に出てからの活躍は、必ずしもイコールではない。

9.求めれば、どんな形にせよ必ず目の前にそれはもたらされる。

10.物事はタイミングが非常に大事。待つことも攻めること。

5.6.7.9.10は、実際に子どもたちの口から発せられた言葉です。

彼らが大人になって対等に話ができるようになってからも

私にとってはメンターのような存在です。

反発して学び合う親子関係もあると思いますが

共鳴して学んでいる気がします。

ある人からは「推し」のような存在なんだね、と言われたことがありますが

そうか、そうかも!

存在を応援し、グッズを買い、それを楽しみに生活が潤う。

まさに推し活(笑)

親は少なからず、みんなそういう一面を持っていると思いますが

妙に納得して腑に落ちました。

生きる時代も社会も違う世代の子どもたちを否定せず

素直であることは、新鮮である意味楽しくもあります。

子育てに正解はないといつもお伝えしているのですが、時々答え合わせをして

よしよし!

などと、ひとりニヤニヤしているのですが

こんな親でもいいですよね?

 

 

 

 

karf ディレクター
島田幾子 Ikuko Shimada
東京・代官山のインテリアショップ「karf」で店舗全体の企画を担当。
長年インテリアに携わってきた立場に加え、生活者目線の住まいと暮らし
親として学んできたことや、子育ての環境への考えを
パーソナルサイト「Good Life Tips」で発信。
その人気記事から2023年、絵本『家具ものがたり』を出版。
作画は画家であり絵本作家の松田奈那子さん。