2019/10/03
家づくりのすゝめ 土地編 第23回『土地探しのコツ』
こんにちは。川原です。
例年の事ではありますが、今年も台風の被害が各地で発生しております。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
まだまだ台風が来そうですので、十分注意してお過ごしください。
さて、今回の家づくりのすゝめ 土地編は・・・
第23回『土地探しのコツ』
というテーマでお届けいたします(^^)
先週も今週も、お家づくりのご相談と合わせて、土地探しのご相談を受けております。
そして、そのご相談というのは・・・
毎日のようにネットで検索してるんですが・・・
『土地が見つかりません。。。』
というお話。。。
家づくりや土地探しがまだ本格化されていない方、もしくはまだまだ考え始めたばかりの方からすると、
ネット上には溢れんばかりの土地情報があり、毎週のように広告にも不動産情報が掲載されているので、
『希望や理想が高いんじゃないの~?』と思われがちですが・・・。
これが思いの外決まらないんです。。。
まだ体験したこと無い方も、いつかこの悩みがわかる日が来るはず・・・。
今回はそんな土地探しに難航されている方へ向けての私自身のこれまでの経験をもとにした
土地探しに関するお話をさせていただきたいと思いますm(__)m
確かに多くの土地情報が存在していますが、ほとんどが『決まりにくい土地』だったりするわけです。
では『決まりにくい物件』とはどんな物件でしょうか?
地域にもよるとは思いますが、一般住宅用地として考えられるのは50~60坪くらいかと思います。
そんな中で80坪や100坪などの土地があっても、総額が高くなるためなかなか検討しづらいですよね。
②狭すぎる土地
以前、東京から来た建築関係の知り合いが熊本の分譲地を見て、『贅沢だな~』と一言。
都内であれば10や20坪代で計画することもあるくらいで、熊本で一般的な50坪や60坪は買いたくても買えない広さです。そこは地域差もあり仕方ないことですが、逆に熊本で例えば『30坪の土地』があった場合、『ちょっと狭いよね~』が普通だと思います(^^)
それ以下の広さだと検討の一つにも入らないかもしれませんね・・・。
③道路と高低差があったり、旗竿等の変形地だったりする土地
土地代以外にも造成工事などの費用が必要だったり、変形地だとそもそも
そこにお家が建つイメージを持つことすら難しい場合もあります。。。
④瑕疵がある土地
聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと『目に見えない傷(問題・欠陥等)』です。
大きく分けて4つに分類されます。
【物理的な瑕疵】
【心理的な瑕疵】
【環境的な瑕疵】
【法律的な瑕疵】
です。
不動産の購入ではこの瑕疵が問題になることは十分あり得ることです。
詳細に話し始めると長くなるのでこの瑕疵のお話はまた次回にでもしたいと思いますが、
要は何かしらの問題を抱える土地だとやはり購入しづらいですよね。
このほかにも様々な理由は考えられますが、では逆に決まりやすい土地てどんな土地でしょうか?
この逆ですよね。
熊本で土地探しをされている方の共通する希望条件は
『60坪、1,000万前後、小学校に近く、日当たりも良い土地!』
です。
みんな同じ条件で探しています。。。
車やスマホのように、同じ性能の商品がたくさんの量売ってあればいいのでしょうが、
土地はそうはいきませんよね。
そして、そんな『程よい』土地はそんなにたくさんあるはずもないですよね。
土地を探している人が数少ない同じような条件の土地を探している。
そう考えるだけでもそんなに簡単に土地が見つかるとは思えないですよね。
では、土地探しにおいて大切なものは何でしょうか?
この部分をしっかりできている人ほど結果的にいい『家づくり』になられているような気がします。
*ここからの見解は人それぞれの部分もあるかと思いますのでその点はご了承ください。
人は先入観で見てもいないものをダメだと思ったりする部分があります。
広すぎるから、高すぎるから、形が変わってそうだから、場所がちょっと希望よりも遠いから、
など、特に土地探しの初期段階では自分の中での希望条件に沿わないものは外しがちですよね。
でも、色んな土地を見て、その土地の何がダメで何は良いのか、そんな事を考えることで、
次第に土地に対する知識や見方が変わっていきます。
ただ、ネットの情報だけを毎日見ている方いませんか?
おそらくそれだとずっと今と変わらないと思います。
土地を見に行くことでいろんな気づきがあると思いますし、気づくことで疑問が出てくると思います、
疑問が出ると質問しようと思いますし、それが失敗を防いでいく上で大切な事だと思います。
これは①と連動している事にはなるんですが、実際に現地を見るだけでも
気づきはたくさんあると思いますが、できれば土地の事がわかる人と
一緒に行けるに越したことはありません。
土地の事がわかる人というのは、いわゆる不動産屋さん?となりそうですが、
できれば建築会社さんで不動産に詳しい人が良いです。これは私が建築会社の
人間だからというわけではありません(^^)
確かに土地の事であればその道のプロである不動産屋さんに話を聞けばわかりますが、
みなさんが土地を買う理由はなんでしょうか?
そう、家を建てる為ですよね。
不動産屋さんは土地のプロではあっても、建築のプロではありません。
経験からある程度の事はお話してくださるとは思いますが、細かい建築計画になっていくと
『建築会社さんに相談して下さいね!』となります。
でも、もし、その土地を購入して、そこで自分の思ったような建築ができなかったらどうでしょう。
不動産屋さんには何の責任もありません。
建築自体ができないとなると、先に上げた『瑕疵』になりますが、
自分が思ったような建築ができないというのは該当しませんよね。
どんなお家を建てたいか打合せするのは不動産会社さんではないからですね。
建築にはほとんどの場合、『制限』があります。どこでもなんでも建てていいわけではありません。
地域による制限や土地自体の広さや接する道路に関する制限などもあります。
みなさんが土地購入だけが目的ならば不要ですが、家を建てるための土地探しであるのならば、
土地探しは建築会社の土地に詳しいスタッフさんをオススメします。。。
土地に詳しいというのは『経験』が十分な方か『宅地建物取引士』の有資格者の方ですね。
何よりも土地探しの中で生まれる不安や疑問を相談できるパートナーがそばにいることは
家づくりを成功に導いていくうえでとても大事な事だと思います。
不動産会社さんに土地探しに行き、建築時期を聞かれた際に、
『4、5年以内には~』
あるいは、予算はいくらくらいでお探しですか?という質問に対して
『まだよくわからないんですけど、できるだけ安い方が・・・』
という返答。
だと、おそらく不動産屋さんは条件に合うか合わないかは置いておいて、
手元にある情報を紹介して
『いい情報が入ったら連絡しますね~』
で終わると思います。
恐らくその後新しい情報が来ることはないと思います。
来たとしても1回あるかないかだと・・・。
なぜか?
不動産のお仕事というのはとてもタイムリーな仕事です。
今売りたい人と今買いたい人が居て初めて成立するのが土地の売買。
数年後の計画を考えている方と、あったらすぐに検討したいという方だともちろん後者が優先です。
予算が明確じゃないと土地の探し、紹介のしようがないんです。
お家づくりの相談に来られた際によくお話しすることが、
①予算の把握をするために資金計画書を作成する事
②どんなお家を建てたいのかイメージを持つこと
③住宅ローンの勉強をする事
この3つです。
土地を探しているんだ!という明確な意思表示と、それに対するしっかりとした準備や
勉強をしておかないといけないということです。
不動産会社さんは希望条件よりも、お客様の土地探しや家づくりに対する準備が
どれだけできているかが明確な方が積極的に情報をご紹介いただけると思います。
一生懸命探していればきっといい情報が目の前に回ってきます。
その時に、素早く判断できるかどうかです。
せっかくの情報が目の前に来ても、『買って大丈夫かな・・・?』と
躊躇している間にその情報は次の人へ流れて行ってしまいます。。。
だから資金計画が必要だ!という事になっていくんですね。
私は建築会社の人間ですが、家づくりにおいては『土地』は無くてはならないものなので、
土地の勉強や不動産会社さんとのお付き合いなども多数させていただいていますが、
何十年たっても本当に難しいな~と思うことがしばしばです。
国家資格があるくらいの事なので当然といえば当然ですよね。。。
初めての事をするときに失敗を無くすために必要なのは情報と協力者の存在と努力だと思います。
毎週のようにお客様と一緒に土地を見に行っていますが、その土地で決まる決まらないは別にして、
お客様にとっても自分たちにとても大切な時間だなと感じます。
土地は良く『ご縁』というものがあると言われますが、実はこれは建築業界、
不動産業界にいる人ならば共感できる『不動産ご縁あるある』なのです!
こんなオカルト的なことで土地が手に入るか!と言われそうですが、
実際に僕自身もご縁ってあるもんなんだな~と感じた事例はたくさんあります。
【ご縁エピソード①】
本当に売地がない地域で、お客様と一緒に一生懸命動くもなかなか情報が出てこなかったのに、
ダメもとでお客様が希望していた場所にある土地の地主さんを訪ねてみると、
しばらくは売るつもりはなかったけれど、事情ができて、この土地だけ売ろうかと
前日に不動産会社さんに相談したところだったとのこと。。。
こちらも驚きましたが、地主さんと不動産屋さんの方が驚かれていました(^^)
最終的に無事に取引できることになりましたが、その際も
『きっと何かのご縁だったんでしょうね』というお話になりました(^^)
【ご縁エピソード②】
数年間売れ残っていた土地があり、しかしその土地はちょっと建築でカバーしてあげれば
素敵な土地に生まれ変わりそうな土地でしたので計画を進めてみました。
最終的には土地代以外に結構な工事費用がかかりそうでしたので、そのあたりも踏まえて
価格のご相談をしたところ、ご了承いただき、無事にお取引をすることができました。
その後の最後のお手続きの際、不動産屋さんからお話があったのですが、
土地の申し込み後に急にたくさんのお問い合わせがあったらしく、
実は2番手でお待ちの方もいらっしゃったそうです。。。
それまでなかなか問い合わせもなかったのに何でしょうね・・・
という不動産ご縁あるあるで共感しました(^^)
恐らくですが、一生懸命土地を探していると、そいう情報がいろんなところで繋がったり、
不動産会社さんや建築会社さんなどの一緒に探す協力者にも良い影響を与えるんだと思います。
それが結果的に素敵なご縁となって表れているのかな。と。
最後はちょっと精神論みたいな話になってしまいましたが、
これ聞く人が聞けば『いや、ほんとそう』て言われると思います(^^)
いかがでしたでしょうか?今回のお話。
家づくりの土台となる土地探しはとても大変なものです。
そして、専門的な分野も多分に関係してくる難しいものです。
最終的な決断は自分自身になりますが、一生懸命な姿に一生懸命応えてくれる
専門的な協力者も現れるはずですので、あきらめずに土地探し頑張っていきましょう!
さて、次回は家づくりのすゝめ 土地編は
第24回 『瑕疵担保責任』
というテーマでお送りいたしますね(^^)
土地の不安や疑問、土地探しなどのご相談ご希望の方はこちらまでお気軽にどうぞ(^^)
kawahara@com-haus.net
私のアドレス直通ですのでお気軽にご相談下さい(^^)
もちろん、お家づくり、住宅ローンに関するご相談もOKです。(むしろ今はそっちが本業。。。)
コムハウスの家づくりの施工例や無料資料請求、見学会情報はこちらでチェックできます(^^)
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株式会社コムハウス
熊本市東区神水本町27-21
096-285-6667
川原 司
奥様と男の子2人の4人家族
40歳
球磨郡出身
宅地建物取引士
住宅ローンアドバイザー
例年の事ではありますが、今年も台風の被害が各地で発生しております。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
まだまだ台風が来そうですので、十分注意してお過ごしください。
さて、今回の家づくりのすゝめ 土地編は・・・
第23回『土地探しのコツ』
というテーマでお届けいたします(^^)
1.土地が見つからない・・・
先週も今週も、お家づくりのご相談と合わせて、土地探しのご相談を受けております。
そして、そのご相談というのは・・・
毎日のようにネットで検索してるんですが・・・
『土地が見つかりません。。。』
というお話。。。
家づくりや土地探しがまだ本格化されていない方、もしくはまだまだ考え始めたばかりの方からすると、
ネット上には溢れんばかりの土地情報があり、毎週のように広告にも不動産情報が掲載されているので、
『希望や理想が高いんじゃないの~?』と思われがちですが・・・。
これが思いの外決まらないんです。。。
まだ体験したこと無い方も、いつかこの悩みがわかる日が来るはず・・・。
今回はそんな土地探しに難航されている方へ向けての私自身のこれまでの経験をもとにした
土地探しに関するお話をさせていただきたいと思いますm(__)m
2.決まりにくい土地と決まりやすい土地
確かに多くの土地情報が存在していますが、ほとんどが『決まりにくい土地』だったりするわけです。
では『決まりにくい物件』とはどんな物件でしょうか?
①広すぎる土地
地域にもよるとは思いますが、一般住宅用地として考えられるのは50~60坪くらいかと思います。
そんな中で80坪や100坪などの土地があっても、総額が高くなるためなかなか検討しづらいですよね。
②狭すぎる土地
以前、東京から来た建築関係の知り合いが熊本の分譲地を見て、『贅沢だな~』と一言。
都内であれば10や20坪代で計画することもあるくらいで、熊本で一般的な50坪や60坪は買いたくても買えない広さです。そこは地域差もあり仕方ないことですが、逆に熊本で例えば『30坪の土地』があった場合、『ちょっと狭いよね~』が普通だと思います(^^)
それ以下の広さだと検討の一つにも入らないかもしれませんね・・・。
③道路と高低差があったり、旗竿等の変形地だったりする土地
土地代以外にも造成工事などの費用が必要だったり、変形地だとそもそも
そこにお家が建つイメージを持つことすら難しい場合もあります。。。
④瑕疵がある土地
聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと『目に見えない傷(問題・欠陥等)』です。
大きく分けて4つに分類されます。
【物理的な瑕疵】
【心理的な瑕疵】
【環境的な瑕疵】
【法律的な瑕疵】
です。
不動産の購入ではこの瑕疵が問題になることは十分あり得ることです。
詳細に話し始めると長くなるのでこの瑕疵のお話はまた次回にでもしたいと思いますが、
要は何かしらの問題を抱える土地だとやはり購入しづらいですよね。
このほかにも様々な理由は考えられますが、では逆に決まりやすい土地てどんな土地でしょうか?
この逆ですよね。
熊本で土地探しをされている方の共通する希望条件は
『60坪、1,000万前後、小学校に近く、日当たりも良い土地!』
です。
みんな同じ条件で探しています。。。
車やスマホのように、同じ性能の商品がたくさんの量売ってあればいいのでしょうが、
土地はそうはいきませんよね。
そして、そんな『程よい』土地はそんなにたくさんあるはずもないですよね。
土地を探している人が数少ない同じような条件の土地を探している。
そう考えるだけでもそんなに簡単に土地が見つかるとは思えないですよね。
3.土地探しにおいて大切なこと
では、土地探しにおいて大切なものは何でしょうか?
この部分をしっかりできている人ほど結果的にいい『家づくり』になられているような気がします。
*ここからの見解は人それぞれの部分もあるかと思いますのでその点はご了承ください。
3-1 色んな土地を見に行く。
人は先入観で見てもいないものをダメだと思ったりする部分があります。
広すぎるから、高すぎるから、形が変わってそうだから、場所がちょっと希望よりも遠いから、
など、特に土地探しの初期段階では自分の中での希望条件に沿わないものは外しがちですよね。
でも、色んな土地を見て、その土地の何がダメで何は良いのか、そんな事を考えることで、
次第に土地に対する知識や見方が変わっていきます。
ただ、ネットの情報だけを毎日見ている方いませんか?
おそらくそれだとずっと今と変わらないと思います。
土地を見に行くことでいろんな気づきがあると思いますし、気づくことで疑問が出てくると思います、
疑問が出ると質問しようと思いますし、それが失敗を防いでいく上で大切な事だと思います。
3-2 土地を知っている人と土地を見に行く。
これは①と連動している事にはなるんですが、実際に現地を見るだけでも
気づきはたくさんあると思いますが、できれば土地の事がわかる人と
一緒に行けるに越したことはありません。
土地の事がわかる人というのは、いわゆる不動産屋さん?となりそうですが、
できれば建築会社さんで不動産に詳しい人が良いです。これは私が建築会社の
人間だからというわけではありません(^^)
確かに土地の事であればその道のプロである不動産屋さんに話を聞けばわかりますが、
みなさんが土地を買う理由はなんでしょうか?
そう、家を建てる為ですよね。
不動産屋さんは土地のプロではあっても、建築のプロではありません。
経験からある程度の事はお話してくださるとは思いますが、細かい建築計画になっていくと
『建築会社さんに相談して下さいね!』となります。
でも、もし、その土地を購入して、そこで自分の思ったような建築ができなかったらどうでしょう。
不動産屋さんには何の責任もありません。
建築自体ができないとなると、先に上げた『瑕疵』になりますが、
自分が思ったような建築ができないというのは該当しませんよね。
どんなお家を建てたいか打合せするのは不動産会社さんではないからですね。
建築にはほとんどの場合、『制限』があります。どこでもなんでも建てていいわけではありません。
地域による制限や土地自体の広さや接する道路に関する制限などもあります。
みなさんが土地購入だけが目的ならば不要ですが、家を建てるための土地探しであるのならば、
土地探しは建築会社の土地に詳しいスタッフさんをオススメします。。。
土地に詳しいというのは『経験』が十分な方か『宅地建物取引士』の有資格者の方ですね。
何よりも土地探しの中で生まれる不安や疑問を相談できるパートナーがそばにいることは
家づくりを成功に導いていくうえでとても大事な事だと思います。
3-3 土地探しをしてるんだ!というアンテナを張っておく。
不動産会社さんに土地探しに行き、建築時期を聞かれた際に、
『4、5年以内には~』
あるいは、予算はいくらくらいでお探しですか?という質問に対して
『まだよくわからないんですけど、できるだけ安い方が・・・』
という返答。
だと、おそらく不動産屋さんは条件に合うか合わないかは置いておいて、
手元にある情報を紹介して
『いい情報が入ったら連絡しますね~』
で終わると思います。
恐らくその後新しい情報が来ることはないと思います。
来たとしても1回あるかないかだと・・・。
なぜか?
不動産のお仕事というのはとてもタイムリーな仕事です。
今売りたい人と今買いたい人が居て初めて成立するのが土地の売買。
数年後の計画を考えている方と、あったらすぐに検討したいという方だともちろん後者が優先です。
予算が明確じゃないと土地の探し、紹介のしようがないんです。
お家づくりの相談に来られた際によくお話しすることが、
①予算の把握をするために資金計画書を作成する事
②どんなお家を建てたいのかイメージを持つこと
③住宅ローンの勉強をする事
この3つです。
土地を探しているんだ!という明確な意思表示と、それに対するしっかりとした準備や
勉強をしておかないといけないということです。
不動産会社さんは希望条件よりも、お客様の土地探しや家づくりに対する準備が
どれだけできているかが明確な方が積極的に情報をご紹介いただけると思います。
3-4 一生懸命土地を探して『ご縁』を引き寄せる!
一生懸命探していればきっといい情報が目の前に回ってきます。
その時に、素早く判断できるかどうかです。
せっかくの情報が目の前に来ても、『買って大丈夫かな・・・?』と
躊躇している間にその情報は次の人へ流れて行ってしまいます。。。
だから資金計画が必要だ!という事になっていくんですね。
私は建築会社の人間ですが、家づくりにおいては『土地』は無くてはならないものなので、
土地の勉強や不動産会社さんとのお付き合いなども多数させていただいていますが、
何十年たっても本当に難しいな~と思うことがしばしばです。
国家資格があるくらいの事なので当然といえば当然ですよね。。。
初めての事をするときに失敗を無くすために必要なのは情報と協力者の存在と努力だと思います。
毎週のようにお客様と一緒に土地を見に行っていますが、その土地で決まる決まらないは別にして、
お客様にとっても自分たちにとても大切な時間だなと感じます。
土地は良く『ご縁』というものがあると言われますが、実はこれは建築業界、
不動産業界にいる人ならば共感できる『不動産ご縁あるある』なのです!
こんなオカルト的なことで土地が手に入るか!と言われそうですが、
実際に僕自身もご縁ってあるもんなんだな~と感じた事例はたくさんあります。
【ご縁エピソード①】
本当に売地がない地域で、お客様と一緒に一生懸命動くもなかなか情報が出てこなかったのに、
ダメもとでお客様が希望していた場所にある土地の地主さんを訪ねてみると、
しばらくは売るつもりはなかったけれど、事情ができて、この土地だけ売ろうかと
前日に不動産会社さんに相談したところだったとのこと。。。
こちらも驚きましたが、地主さんと不動産屋さんの方が驚かれていました(^^)
最終的に無事に取引できることになりましたが、その際も
『きっと何かのご縁だったんでしょうね』というお話になりました(^^)
【ご縁エピソード②】
数年間売れ残っていた土地があり、しかしその土地はちょっと建築でカバーしてあげれば
素敵な土地に生まれ変わりそうな土地でしたので計画を進めてみました。
最終的には土地代以外に結構な工事費用がかかりそうでしたので、そのあたりも踏まえて
価格のご相談をしたところ、ご了承いただき、無事にお取引をすることができました。
その後の最後のお手続きの際、不動産屋さんからお話があったのですが、
土地の申し込み後に急にたくさんのお問い合わせがあったらしく、
実は2番手でお待ちの方もいらっしゃったそうです。。。
それまでなかなか問い合わせもなかったのに何でしょうね・・・
という不動産ご縁あるあるで共感しました(^^)
恐らくですが、一生懸命土地を探していると、そいう情報がいろんなところで繋がったり、
不動産会社さんや建築会社さんなどの一緒に探す協力者にも良い影響を与えるんだと思います。
それが結果的に素敵なご縁となって表れているのかな。と。
最後はちょっと精神論みたいな話になってしまいましたが、
これ聞く人が聞けば『いや、ほんとそう』て言われると思います(^^)
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?今回のお話。
家づくりの土台となる土地探しはとても大変なものです。
そして、専門的な分野も多分に関係してくる難しいものです。
最終的な決断は自分自身になりますが、一生懸命な姿に一生懸命応えてくれる
専門的な協力者も現れるはずですので、あきらめずに土地探し頑張っていきましょう!
次回のご案内
さて、次回は家づくりのすゝめ 土地編は
第24回 『瑕疵担保責任』
というテーマでお送りいたしますね(^^)
土地の不安や疑問、土地探しなどのご相談ご希望の方はこちらまでお気軽にどうぞ(^^)
kawahara@com-haus.net
私のアドレス直通ですのでお気軽にご相談下さい(^^)
もちろん、お家づくり、住宅ローンに関するご相談もOKです。(むしろ今はそっちが本業。。。)
コムハウスの家づくりの施工例や無料資料請求、見学会情報はこちらでチェックできます(^^)
HP:http://com-haus.net/
Instagram:https://www.instagram.com/com_haus/?hl=ja
株式会社コムハウス
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川原 司
奥様と男の子2人の4人家族
40歳
球磨郡出身
宅地建物取引士
住宅ローンアドバイザー