熊本でおしゃれな注文住宅を建てるならコムハウス

熊本でおしゃれな注文住宅を建てるならコムハウス

メニューを開く

ローディング中

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

家づくりのすゝめ

iconicon

2019/03/04

家づくりのすゝめ 第16回『道路中心後退(セットバック)とは』

こんにちは。

 

 

 

 

 

川原ですm(__)m

 

 

 

 

 

すでにご存じ(?)のとおり、私の故郷は『球磨郡水上村』

 

 

 

 

 

高速、人吉インターを降りて東へ約1時間弱。。。

 

 

 

 

 

村の中に信号機は1つしかありません。

 

 

 

 

 

いわゆる田舎です。

 

 

 

 

 

高校から親元を離れたので、もう故郷や実家で過ごした時間よりも

そうじゃない場所で過ごした時間の方が長くなりました。

 

 

 

 

 

でも、年を重ねれば重ねるほど故郷がとても素敵な場所だと感じます。

素敵という言葉だとちょっとしっくりこないですね。

 

 

 

 

 

『帰りたいなぁ』と思える場所ですかね。

 

 

 

 

 

何があるというわけでもないんですが、ただ、帰りたいなぁと。。。

 

 

 

 

 

子供たちにももっとたくさん故郷での時間を過ごしてほしいな~と思ったりします。

 

 

 

 

 

もうすぐ、水上村は1年で一番きれいな季節を迎えます。

 

 

 

 

 

秋の紅葉も、夏の緑もきれいですが、やはり春の桜満開の季節が一番好きです。

 

なので、子供にも『桜』の文字を付けました。

 

 

 

 

 

毎年恒例の3月の『桜祭り』

 

 

 

 

 

 

私が小学生の頃は伝説のデュオ『ウィンク』も来たことがあります。

 

 

 

今でいう、AKBレベル。。。

 

 

 

 

 

初めて間近で『親衛隊』を見ましたが、子供ながらにカルチャーショックでした。。。

 

 

 

 

 

冬は極寒で、コンビニまで車で30分、少子化がけっこう大問題、

という決して便利の良い場所ではないかもしれませんが、帰りたいと思うのは、

やっぱりそこで過ごした時間の中で素晴らしい思い出や風景が、

そういう不便さ以上に、素晴らしい記憶として体に染み込んでいるからだと思います。

 

 

 

 

 

家づくりも同じだな・・・と最近よく感じます。

 

 

 

 

 

機能性や利便性ももちろん大事だけれど、やっぱりそこでの暮らしや暮らし方を

しっかり思い描けた家づくりも同じかそれ以上に大事なんだと。。。

 

 

 

 

 

というわけで、春の故郷恋しさでちょっとおセンチな感じで始まった今回の家づくりのすゝめ。

 

 

 

 

 

今回のテーマは

 

 

 

第16回『道路中心後退(セットバック)とは』

 

 

 

というテーマでお届けいたします(^^)

 

 

 

 

 

前回、道路についてのお話をしましたが、今回も道路についてのお話です。

 

 

 

 

 

そもそも、道路中心後退とは何か???

 

 

 

 

 

『道路中心後退』

 

都市計画区域および準都市計画区域内にある、幅員4メートル未満の道のうち、

特定行政庁の指定したものを建築基準法上の道路とみなす処置がとられる。

… 2項道路に面した敷地に建築を行う場合は、原則としてその中心線から

2メートル後退しなければならない。

(ただし道路の反対側が川や崖等の場合は境界線から4メートル後退する)

 

 

 

 

 

普段の生活の中でも古くからの住宅地などで道が狭く、車1台通るのもやっと…

といったところもありますよね。しかし、それでは例えば火災が発生した場合など、

消防車が近くまで入れず消火が遅れるといったことになりかねませんよね。

 

 

 

 

 

そこで、現在は建築基準法で建物を建築する時、

原則、幅員4m以上の道に2m以上面していなければならない。

と決められています。

 

 

 

 

 

しかしそれだと、そういう法の整備ができる前からある4m未満の道沿いに住んでいる人は

建て替えを行うことができなくなってしまう。。。という事も起こってしまいます。

 

 

 

 

 

そこで、道幅を4m確保すれば建物が建てられるようにしたのが2項道路で、

道幅を4m確保する為に後退する事をセットバック(道路中心後退)と呼びます。

 

 

 

 

 

このセットバック部分は自分の土地でありながら道路として扱われることになるので、

建物はもちろん塀などの工作物を建築する事ができません。

 

 

 

 

 

緊急車両が通れなくなりますからね。

 

 

 

 

 

では、物理的にどうやって4mを確保するのか???

 

 

 

 

 

 

 

まずは絵で見た方がわかりやすいのでこちらをご覧ください。

 

 

言葉で表すと

 

 

 

『道路の中心から両側に各2m引いたラインが後退線となる』

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

じゃあ、その中心後退を行うタイミングは?というと、

お家を建て直すときや道路に面している塀をやり替える時に行うことになります。

 

 

 

 

 

なので、幅員が4m足りてないからいきなり塀を壊して中心後退!というわけではありません。

 

 

 

 

 

ご実家の建て直しや、古くからある住宅地などでの新築では結構よくある話で、極端な話、

例えば幅員が3.99mだと1cm(お互い5mm)の中心後退が発生するという事です。。。

 

 

 

 

 

ただ、4m未満の道は全て2項道路というわけではなく、

4m未満でもある一定の要件を満たしたものだけが各自治体によって決められていますので、

セットバックすれば建てられるというわけではありませんので、注意が必要です。

 

 

 

 

 

言葉だけ見ると、自分の敷地の一部が道路とみなされてしまうのか・・・

と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、緊急車両進入の妨げにならないようにするため

という大切な意味もありますし、実際には道路際なので駐車場である場合が多く、

中心後退しているけど、見た目にも利用するにもなんら差支えがないことがほとんどです。

 

 

 

 

 

建築基準法ができたのは昭和25年。

 


 

 

時代と共に生活もその生活の安全を支える法律も変わっていきます。

 

 

 

 

 

建築はその変化に対応しながら進めていくことになりますので、

一筋縄ではいかないような場面も多々ありますが、今回の内容のように、

そういう時代の差によって生まれてしまう影響を考慮した措置もあります。

 

 

 

 

 

『土地』や『道路』は、知れば知るほど重要なものだと感じさせられます・・・。

 

 

 

 

 

コムハウスは建築会社ですが、土地に関してのご相談や調査も行っております。

 

 

 

 

 

『宅地建物取引士』の資格を持ったスタッフもおりますので、

どうぞお気軽にご相談ください(^^)

 

 

 

 

 

 

ということで、次回は家づくりのすゝめ 土地編は

 

 

 

第17回 『不動産会社の存在』

 

 

 

というテーマでお送りいたしますね(^^)

CONTACTCONTACT

まずはCOM HAUSの家づくりを体験してみませんか?まずはCOM HAUSの家づくりを体験してみませんか?

株式会社コムハウス 〒862-0955 熊本市東区神水本町27-21

株式会社コムハウス
〒862-0955 熊本市東区神水本町27-21

096-285-6667096-285-6667

ページの先頭へ戻る

Copyright (C) COM-HAUS. All Rights Reserved.