2019/02/04
家づくりのすゝめ 土地編
こんばんは。
川原ですm(__)m
昨日は、風が強かったですね。
どんよりした天候で、湿度も高く、そうなってくると発生するのが・・・
髪の毛の反抗期。。。
右へ左へ跳ね返り。。。
特にもみあげ、前髪が言うことを聞きません。
固めたら釣り針になるんではなかろうかと思うような曲がりぶりです。
ポジティブに捉えると、ベルばら状態。。。。
ネガティブには・・・、捉えません!
くせ毛に悩む方も多いはず、お友達申請受付中です。。。
さて、雨にも負けず、風にも負けずはりきって参りましょう。
今回の家づくりのすゝめ土地編のテーマは
第14回 『建ぺい率と容積率って???』
という内容でお届けいたします(^^)
一般的に聞きなれない言葉かと思いますが、その土地でお家を設計・
プランニングしていく上ではとても重要な項目になります。
それではまず『建ぺい率』からお話していきます。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。
建築面積とは、建物を真上から見たときの水平投影面積で表されます。
2階建てで一般的な形状の一戸建て住宅であれば、
1階と2階のうちどちらか大きなほうの面積と考えるとわかりやすいと思います。
この建築面積が、敷地に対してどの程度の割合を占めるのかを示すのが建ぺい率ということになります。
例えば建ぺい率が40%と指定された地域にある100㎡の敷地には、
建築面積が40㎡までの建物が建築できます。
次に、『容積率』
容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合となります。例えば、
容積率80%と指定された100㎡の敷地には、1階40㎡、2階40㎡、合計80㎡の建物が建築可能となります。
建ぺい率、容積率とも、その限度は都市計画によって定められるので、それぞれの都市によって若干異なりますし、いくつかの緩和規定が設けられ、
建物の形状や立地条件などによっても変わります。
また、建ぺい率では、幅が1メートル以内の軒、庇、バルコニーなどが算入されないことや、
容積率では延床面積の1/3までの地階、延床面積の1/5までの車庫を不算入とすることができたりと、
複雑な計算が必要にもなりますので、正確な計算は建築士が行うのが一般的です。
ということで、例え自分の土地であっても無制限になんでも建てられるというわけではありません。
これは熊本県のある地域における建築制限の記載された資料です。。。。
いろいろ、制限がすごいですよね・・・。
建蔽率や容積率の制限以外にも様々な制限があるので注意が必要です。。。。
しかし、こういう制限があるからこそ、住宅地としてのより良い環境が守られたり、
商業施設が適正な場所に建ち並び街としての魅力が上がったりするわけですよね。
建蔽率に容積率。一見難しいそうな言葉に見えますが、知ってしまえばなんじゃないことなんです。
良い土地に、良い家づくりをしていくためには良いパートナーに出会うことも大事ですが、
ちょっとした知識を身に着けることで回避できる『しまった・・・』はたくさんあると思います。
このブログを通じて、皆さんの家づくりがより良いものになるお手伝いができれば幸いです。
次回は家づくりのすゝめ 土地編は
第15回 『土地と道路の関係』
というテーマでお送りいたしますね(^^)